9月30日の初回の世帯視聴率こそ16.8%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)と、前作「虎に翼」の16.4%を上回ったものの、3回目で15%台と失速気味に。
2週目には一時14%台まで落ち込んで、「大量に離脱されてしまった可能性が高いですね」と、テレビ誌ライターがこう続ける。
「放送前はハシカン人気もありますし、脚本の根本ノンジさんに対する期待も高かった。フジテレビの『監察医朝顔』シリーズや『パリピ孔明』、日本テレビの『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』、NHKの『正直不動産』シリーズなどのヒット作を手がけていて、ヒューマンドラマはお手の物かと思いきや、レビューサイトなどを見ると、《話のテンポが悪い》《ストーリーに魅力を感じない》などと脚本に不満を持つ視聴者も少なくないようです」
《朝からギャル連合は……》なんてレビューもあるが、中には根本氏の脚本に触れて《「正直不動産」は漫画が原作だから面白かったのかな》なんて書き込みも。確かに『監察医朝顔』も『パリピ孔明』も『ハコヅメ』も漫画原作で、「オリジナルの脚本家というより、優れた“脚色家”なのかもしれません」(ドラマ制作会社関係者)なんて辛らつな意見もある。
レビューサービスFilmarksでの『おむすび』の評価は5点満点で2.8(11日現在)と、「虎に翼」の4.4を大きく下回ってしまっている。
ドラマファンは厳しく採点しているようで、10日放送の第9回も14.9%と失速感は否めない。この先、巻き返せるのか。ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏がこう言う。
「お話のテンポについては、前作の『虎に翼』と比べたら遅いでしょうが、そもそも朝ドラってゆったりしているものですし……それより、今のところ登場人物みんなが楽しそうじゃないのが、見ていてつらくなるんですよね。ギャルなのに“キラキラ感”がまるでない。そういう意味では、ヒロイン結の母親役の麻生久美子さんが唯一の“救い”なので、麻生さんの登場シーンを増やすとか、姉役の仲里依紗さんの動向が“復活”のカギになるのかもしれませんが、やはり橋本さんをはじめ、もっとギャルの1人ひとりがキラキラと輝いている姿を早く見たい。それじゃないですかね」
今後のキラキラ感に期待だ。
引用元: ・【テレビ】大量離脱? 橋本環奈『おむすび』失速は“ギャル”のせいか“脚本”か…巻き返しのカギは麻生久美子、仲里依紗と… [jinjin★]
見ていて疲れるだけ
コメント